学校の選び方
一言で「海外留学」といっても、どの国、地域、学校を選ぶかによって、その教育システムや学習・生活環境は大きく異なります。日本で、学校によってそれぞれ校風が異なるのと同様です。
子供にとってベストな選択をするために大切なことは、まず興味のある国、学校の情報を集め、十分に比較検討すること。 国別の教育システムなどの違いについては次項でご紹介しますが、「学校選び」に関しては、最低限以下の情報を調べた上で、ご自身の希望を基準に検討することをお勧めします。
- 場所(周辺環境、ロケーションなど)
- 学校の規模(生徒数)
- 人種の比率(日本人の数、海外留学生の受け入れ体制の有無など)
- 全寮制か否か
- 共学・男子校・女子校
- 学校のレベル(進学率など)
- 英語補修コース(ESL)の有無
- 学費・寮費
- スポーツやアクティビティなどの課外活動 教育理念
世界のボーディングスクール(全寮制学校)のサーチエンジン
Boarding School Finder ( http://www.boarding-school-finder.com/ )
アメリカのボーディングスクール情報
TABS ( http://www.schools.com/ )
インターネットの普及により、以上のような情報を得るのは容易になりましたが、海外のサイトはもちろんすべて英語ですし、より新しく正しい情報をご自身で集め、取捨選択するのは大変な作業です。お子様の希望や将来の方向性なども踏まえて、ベストな学校選びをするために、次のような留学コンサルティング会社にご相談されると安心です。
小中高校留学(英語圏)コンサルティングのエキスパートたち
国別 教育システムの違い
留学先として選ばれることの多いアメリカ、イギリスについて簡単にご紹介します。
アメリカの教育システム
義務教育年限
アメリカの教育行政上の区分は、連邦政府と各州によって独自に行われているため、義務教育の年限も州によって様々です。通常は、6、7~16歳を義務教育とし、17~18歳で日本の中学・高校に相当する中等教育が終わります。教育年限は、日本と同じ6-3-3制であるところ以外に、4-4-4制、6-6制をとっているところもあります。そのため学年を表す場合、小学校からの通しの学年数(例えば中学3年は”9th grade”、高校2年は”11th grade”と言います。
学期制
学期はSemester(2学期)制が多く、夏休みが終わった8-9月に始まり、よく5月までが1学年となります。
授業について
アメリカの高校は単位制で、高校2年生になると選択科目が急増します。それぞれの科目は各学期で修了し、学期ごとに異なる科目を履修するのが一般的です。自分の将来設計や、興味がある分野の能力を伸ばすための教科を比較的自由に履修できるシステムになっています。
イギリスの教育システム
義務教育年限
イギリスの義務教育は11年間で、5-11歳の初等教育と11-16歳の中等教育に分かれます。
学期制
多くの学校は3学期制をとっており、Term 1(1学期)は9-12月、Term 2(2学期)は1-3月、 Term 3(3学期)は4-7月というように分かれています。
授業について
イギリスでは、義務教育が終了する16歳のとき、GCSE (General Certificate of Secondary Education)という統一試験を受けます。その後、大学進学を希望する生徒は中等教育の上級課程 (Sixth Form)で2年間学びますが、大学進学を目指さない生徒は、職業教育に進学したり、就職をします。Sixth Formの最初の1年間はGCE-AS (General Certificate of Education - Advanced Subsidiary Level)で4~5科目を勉強し、GCE-Aレベル (General Certificate of Education - Advanced Level)を受験する人は2年目にこの4~5科目の中から3~4科目選択し、更に専門的な勉強をします。 統一試験はA~Eのグレードで評価され、大学進学する際の選定基準となります。大学の学部によっては、受験科目や成績を指定しているところもありますので、Aレベルの科目を選択する時点で、将来の進路を考えていくことになります。





