
英語を習得する上で、「話す」トレーニング以上に大切なのが、「良い文章をたくさん読む」ことです。といっても、分厚いペーパーバックに最初からチャレンジする必要はまったくありません。あなたが興味の持てるストーリーが、日常よく使われる語彙と 表現で、易しく書かれたものを選びましょう。
キャタルが推薦する本は、ナレーションのCDがついているものがほとんどです。CDを聞きながら声に出して一緒に読む練習をすれば、リーディング・リスニング・スピーキングのスキルが同時に鍛えられます。
英語に苦手意識を持ってしまっている大人の方は、どんなに易しい内容でも、テキストのみのペーパーバックを読むことに挫折しがちです。そんな方は、やはり日頃興味を持っているものや、馴染みのあるコンテンツを英語で読んでみるのがよいでしょう。また、iPod touchまたはiPhoneをお持ちの方に洋書を読むときお薦めしたいのが、ロングマンの英英辞書のアプリです。わからない言葉ができたら手軽に検索でき、発音も聞くことができます。


An Inconvenient Truth: The Crisis of Global Warming
日本でも「不都合な真実」として映画が公開された、アル・ゴア元米国副大統領の著書。地球温暖化の危機について、実例を多く盛り込みながら訴える原作を、ネイティブの小中学生向けによりシンプルで読みやすい内容に落とし込んだ作品です。ほぼ全ページフルカラーで、たくさんの写真やイラスト、グラフなどが、より内容を理解しやすいものにしています。具体的なアクションプランについて書かれた「Our Choice」もおススメです。

Romeo and Juliet
欧米では学校でこの原作を読んでいない人はいないほど有名な、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」。英語で読んでみたいけど、分厚いペーパーバックは抵抗があるという方に是非おススメしたい、Penguin Readersシリーズ(全7レベル)です。本作は、レオナルド・ディカプリオ主演の映画に基づき、各ページに写真を使っているので、映画を思い出しながら楽しく読むことができます。ほかにもたくさんの映画作品がこのPenguin Readersから本になっているので、お気に入りの作品があるか探してみてください。

Muhammad Ali
Penguin Readersシリーズからは、歴史的人物や著名人のバイオグラフィも出ています。本作は、モハメド・アリがボクシングを始めた理由、いかにしてチャンピオンになったか、なぜボクシングを辞めたのかといったことが平易な文章で綴られています。レベル1なので特に読みやすいでしょう。

The Little Prince
「星の王子さま」の英語訳。童話でありながらも、非常に奥深い内容なので、大人の英語初心者の方が読むのに適した作品です。サハラ砂漠に不時着した「ぼく」は小さな星の王子に出会い、旅をしながら様々なことに気づいていく。大人になることで失いがちな「本質的なことに目を向ける」ことについて考えさせてくれる名作です。

Like the Flowing River
「アルケミスト」などの哲学的な小説で有名なブラジル人作家、パウロ・コエーリョのエッセイ集。彼自身の経験や、出会った人とのエピソードなどが、一話あたり2~3ページ完結で綴られています。日常に根ざしたエピソードが多いため非常に言葉や表現もわかりやすく、かつ希望や学びを与えてくれるメッセージがたくさん含まれています。




National Geographic: Lost City of Machu Picchu
〔著者:Rob Waring/出版社:National Geographic〕
テレビでお馴染みのナショナルジオグラフィックが出版しているシリーズ。魅力的な5つのテーマ(動物、世界の魅惑的な地、科学、人、習慣)に沿った800ものタイトルが揃っているので、興味がある本を探すのも楽しいでしょう!8レベルに分かれているうち、この作品は初級編。美しいイラストや写真に加えて、クイズやアクティビティが随所に入っており、楽しみながら読むことができます。
※国内取り扱い:センゲージラーニング(株)